メルボルンの観光名所パッフィングビリー
2017/12/04
メルボルンに住んでしばらく経ちますが、
大学生で勉強が忙しいこと(表向きの理由)と
少し田舎に住んでいてそこで生活が全て完結してしまっているので、
なかなか出かける機会がないこと(本当の理由)で、
あまりシティや観光地に行っていない私。
そんな私を憐れんでか、
ガイドブックを十分に予習(自習?)した上で来豪した母が、私
を家から連れ出してくれました。
行き先はメルボルンシティから東に位置するダンデノン。
そして、母のお目当てはその山の中を走っている
Puffing Billyという名前の蒸気機関車でした。
日本にもたまにあるように、
現在はほとんど観光用だけど
一応移動距離も結構あるという代物です。
切符を買って中に入りますが、
指定席ではないので席は早いもの勝ち。
機関車の外からの記念撮影を手早く済ませて窓際をゲットしました。
これは単に景色を見るためではなく、
Puffing Billyならではの楽しみ方を満喫するためだそうです(母談)。
発車前にはそれっぽい恰好をした駅員さんや
車掌さんがあたたかく見送ってくれました。
お髭を生やした車掌さんの振る鐘の音が素敵です。
あれはきっと、Puffing Billyをこよなく愛するボランティアさん達なのだろうな…。
そしていよいよ走り出しました。
そして!ここで母の言う意味が分かりました。
日本ではまず無理だと思うのですが、
この電車は手すりに外に向かって腰掛けて、
足を投げ出して乗っていいのです。
というか、むしろそれが当たり前のように老いも若きもみーんなやってました。
これはいい経験になりました^^。
ずっと山の中を行くだけと言えばそうなのですが、
橋があったり足に触れそうな距離に草が茂っていたり。
踏切では地元の人でしょうか、
あちらから手を振ってくれたりして、
何とも牧歌的な雰囲気を楽しむことが出来ました。
SLファンはもちろんですが、
ちょっとした息抜きにもおすすめです。
ダンデノン自体もtea houseがあったり
ちょっとした買い物も出来る場所なので、
機会があれば是非足を運んでみて下さい。
ライター:KOMA