メルボルン・バリスタ入門
ここメルボルンはカフェの盛んな街と言われていて、
街には至る所におしゃれなカフェが立ち並んでいる。
そんな訳でローカルの求人募集では“バリスタ募集“とよく見かける。
特にこれといってコーヒー大好きって訳ではない私だが、
バリスタの資格を取ったら仕事探しがラクになるのではないかと思い、バリスタスクールに行ってみた。
スクールと言っても一回きりの3時間で$90という具合。
生徒数は日曜という事もあってか予想以上に多く15人ぐらい。
更に予想以上に本格的で筆記テストまであった。(全て英語)
まずはオージーの先生がノンストップでコーヒーのあれこれを口早にひたすら説明。
先生の質問に皆活発に回答。リアルなスクール!
3時間というわずかな時間を無理矢理つめこんでいるため超弾丸。
話が終わったら速攻実技に移り、
一人一台コーヒーマシーンを使ってラテやらカプチーノやらを作り始める。
以前レストランで働いていた時に数回ラテを作った事があるのだけど、
ミルクフォーム作りで先生に駄目だしをくらいまくる。
ここで言えることは、
ラテ、カプチーノ、マキアート…などなどミルクフォーム使いのドリンクって
ちょびーーーーーーーーっとしか違わないこと。
ラテは、作ったミルクフォームのミルク部分を先に流してフォームを上に乗せる。
カプチーノはミルクフォームを混ぜながらクリーミーな部分を注ぎ込む。
他はチョコパウダーかけたりチョコソース足したりと全て微妙な違い。
ついつい大雑把具合が出てしまい、もうミルクフォームの具合同じでいいやん!と言いたくなってしまうが
飲み手も舌の超えた洗練した人が多いのできっとばれてしまうだろう。
数分したらミルクフォームもすぐ劣化してしまうので時間が勝負。
そう、バリスタは時間が勝負なのです!
求人募集でもよく見かける、
“忙しさのプレッシャーに耐えられるバリスタ募集“
きっとバリスタでのストレスはどのドリンクと一緒にオーダーがくるかでスタックしてしまう事もあるだろう。
スクールの内容に戻り、
結局3時間という短いスクールはあーーーっという間に終わり、
最後に楽しみにしてたコーヒーも、最後のテストに時間をとられ
一口しか飲めずに終わってしまったのでした。
果たしてこれで技術は身についたのか?と言われれば微妙だけど
意外とさくっとバリスタの資格が貰えたのでした。
仕事探しに、趣味の延長に、バリスタスクールぜひ試してみて下さい♪
ライター:SAYUMI